アンドゥ/リドゥリストの使い方(Using the undo/redo list)
アンドゥ/リドゥリストを使って、複数回の操作をいつでも元に戻す(undo)/やり直し(redo) することができます。アンドゥ/リドゥリストは、メインウィンドウ、育種(breeder)ウィンドウおよび生育過程(time series)ウィンドウから共通して呼び出すことができます。(アンドゥ/リドゥは、植物の中で行なわれた操作、3Dオブジェクトの移動、3Dオブジェクトの編集には適用されません)。
アンドゥ/リドゥリストを使うには
- メニューの編集(Edit)>Undo/Redo List をクリックします。アンドゥ(操作をさかのぼる)できる操作、リドゥ(操作を前に進める)できる操作が一覧表示されます。
- 一方のリストからアンドゥ/リドゥしたい操作を選択します(両方のリストからはダメ)。選択した操作より上にある操作も同時に選択され、アンドゥ/リドゥの対象になります。選択した操作より上にある操作をアンドゥ/リドゥすることなしに、選択した操作のみアンドゥ/リドゥすることはできません。
- OK をクリックします。アンドゥ/リドゥが実行されます。
- PlantStudio のアンドゥ/リドゥの作業が終了するまで、他の操作をしてはいけません。アンドゥ/リドゥリストの内容が消えてしまう可能性があります。
アンドゥ/リドゥリスト使用のTips(秘訣)
- 複数の操作のアンドゥ/リドゥを行なっている間、画面が少しばかり奇妙に見えるかもしれません。また、多少の時間がかかるかもしれません。ちょっと待って様子を見てやってください。メニューの編集(Edit)から UndoないしRedoを繰り返しクリックしているのと同じことを、律儀に実行してくれているのです。多量の操作をアンドゥ/リドゥするような場合には、終了するのに多少の時間がかかることを覚悟してください。
- 複数回の操作をアンドゥしてから、植物のドラッグのような操作をすると、アンドゥ/リドゥリストの一部すなわち今まさにアンドゥしたばかりの複数回の操作が消失します。これは説明するのが難しいのですが、とにかくアンドゥ/リドゥの後、ドラッグとか回転とかを行なうと、消失の様子を見ることができるでしょう。一般的に、複数の操作を元に戻して(アンドゥして)から、再び先の所に戻る(リドゥする)つもりがあるなら、その間に(リドゥする前に)別の操作をしてはいけません。
- アンドゥ/リドゥの操作を行なうと同時に、アンドゥ/リドゥリストから消え去る操作があるようならば、アンドゥ回数の上限(undo limits)が十分高く設定してあるか確認してください。例えば、アンドゥリストに保持する植物の最大数(the maximum number of plants in your undo list)が10に設定してあるならば、各世代5つの植物で3回の育種を行なった場合、アンドゥ/リドゥリストからいくつかの項目が失われることになるでしょう。
- アンドゥ/リドゥリストのウィンドウサイズと表示位置は、PlantStudioの設定ファイルに保存されるので、使いやすいサイズと位置にしておけば、いつもその状態で使用できます。