三角ポリゴンの表裏反転
(Flipping triangles in a 3D object)
3Dオブジェクトを構成する三角ポリゴンは、2次元の平面ですから、コインの表裏のように2つの面を持ちます。植物に3Dオブジェクトを描く場合、三角ポリゴンの各面に異なる色をつけることができます。これを使って、本物らしく、葉の表面と裏面とで異なる色をつけることができます。
3Dオブジェクトの三角ポリゴンには、それが向いている(face)方向があります。コインで言えば、、肖像のあるほうがこちらを向いているなら、そのコインはおもてを向いている、というでしょう。三角ポリゴンでは、一方の面をおもて面(front face)と呼び、もう一方をうら面(back face)と呼びます。通常、おもて面は上ないし内側となり、うら面は下ないし外側となります。ただしいつもそうなるとは限りません。どっちが表か裏かは、あまり気にしないほうが良いです。自分の気に入った風になるまで、表裏の色を変えてみたらいいのです。表裏の色を同じ色にして、両面の色の違いを無くすこともできます。
おそらく、3Dオブジェクトを構成するすべての三角ポリゴンが同じ方向をむいているかどうか確認したいでしょう。そのほうが現実的だからです。
3Dオブジェクトエディタで3Dオブジェクトの三角ポリゴンを裏返すには
(To flip a triangle in a 3D object in the 3D object editor,)
- 裏返しモード(Flip triangles mode)
をクリックします。
- 3Dオブジェクトで目的の三角ポリゴン上にマウスカーソルを移動します。カーソルを重ねるとその三角ポリゴンが明るい色(赤色)になります。
- その三角ポリゴン上でクリックします。三角ポリゴンの裏返しはアンドゥできません。もう一度裏返せば元に戻ります。
三角ポリゴンの裏返しのTips
(Tips on flipping triangles:)
- 初めて三角ポリゴンを作成する場合、その向きは、頂点を作成していく順序によって決まります。いつでも時計回り(clockwise)に頂点を作成していくようにすれば、三角ポリゴンが裏返ることはないでしょう。