植物ファイルを開く/閉じる/保存する
(Opening/closing/saving plant files)
植物ファイル(Plant file)は、PlantStudio で使用するメインのファイルです。このファイルには、植物がどのように生長するか、どのように描くかといった情報が含まれており、複数の植物の情報をひとまとめにして保存することができます。植物ファイルを開く/閉じる/保存するにはメインウィンドウのメニューのファイル(File)から行います。開いた植物ファイルの名前は、PlantStudio のメインウィンドウのタイトルバーに表示されます。
PlantStuido で植物ファイルを使う場合のTips
- PlantStudio では一度にひとつの植物ファイルしか開くことができません。
- 植物ファイルを開いた当初、植物リストに植物名が表示されるが、描画エリアには何も表示されないことがあります。このような場合、メニューのレイアウト(Layout)>描画窓に合わせる(Scale to Fit)を選択すると表示されます。
- PlantStudio 起動時に、最も最近に開いた植物ファイルを開くかどうかを設定するには、メニューの編集(Edit)>環境設定(Performance)を選択し、現れたPlantStudioの環境設定ウィンドウのその他(Miscellaneous)タブをクリックして、「スタート時に最後に閉じたファイルを開く(Open most recent file at start)」のチェックをはずします/チェックします。
- 植物ファイル保存時に既に同じ名前のファイルがあって上書きになる場合には、PlantStudio は、自動的にバックアップファイルを作成します。バックアップのファイルは、元のファイルと同一名称で、拡張子の先頭にチルダ(~)の付いたものになります。例えば、同一名の BMP ファイルがすでにあるところに、上書きしようとすると、新規の BMP ファイルの拡張子は、.bmp となり、元からあった BMP ファイルの拡張子は、.~bm になります。うっかり上書きしてしまっても、バックアップのファイルの拡張子を元に戻してやればだいじょうぶです。この機能をオフにすることはできません。
- PlantStudio 2.0 は、PlantStudioファイルフォーマット(*.pla)に新しいバージョン version 2.0 を用いています。パージョン1.0とバージョン2.0とでは相互に互換性があります。これはどういうことかと言うと、PlantStudio 1.x は、バージョン2.0の plaファイルを読み取ることができ、正確に表示することができます(ただし、バージョン2.0で新たに加わった花の部分のパラメータは無視されます)。PlantStudio 2.0 は、バージョン1.0 の plaファイルを読み取り、正確に表示することができます。ただし、このとき全てのパラメータは、PlantStudio 2.0 のデフォルトの形式に書き換えられます。バージョン1.0 の plaファイルをPlantStuid 2.0 で開いてから、それを保存すると、保存したファイルは、バージョン2.0 の pla ファイルになっています。