アニメーション用連番ファイルの作成
(Making numbered animation files)
PlantStudio は、自動的に連番を振ったアニメーション用のファイルを書き出すことができ、それらをアニメーション用のプログラムに読み込めば、2Dアニメーションらしきものを作ることができます。アニメーション用のファイルの書き出しは、一度に1つの植物の成長過程、または、回転について、行なうことができます。アニメーションプログラムを用いて、(GIFファイルのような)ウェブ向けの植物の生長のアニメーションを作成したり、(AVIふぁいるのような)ビデオ表現向けのアニメーションを作成したりできます。
いくつかのズくれたアニメーションプログラムが市販されています。例えば、Paint Shop Pro 5 に付属の Animation Shop とか、Painter、GIF Construction Set、GIF Animator など。どのアニメーションプログラムでも、PlantStudio で作った連番のアニメーションファイルを使用することができます。
また、手作業になりますが、アニメーションソフトウェアのアニメーションフレームへ植物画像を貼り付けることで、複数の植物のアニメーションや、別の属性、例えば、色の変化とか、Y軸やZ軸周りの回転といったアニメーションを作成することもできます。あるいは、イメージ編集ソフトウェア(例えば、Painter とか Photoshop、 Paint Shop Pro など)を使ってアニメーションフレームを加工して、古い映画のようなおもしろいちらちらする効果を出したりできます。
連番のアニメーション用ファイルのセットを作成するには
(To make a set of numbered animation files,)
- アニメ化したい植物を1つ選択します。一度に1つの植物しかアニメかできません。
- メニューのファイル(File)からエクスポート(Export)>アニメーション用ファイルに(Animation Files)を選択します。
- ウィンドウが現れるので、その植物の年齢の変化をアニメ化するのか、X軸周りの回転をアニメ化するのか、選択します。
- 植物が変化していく度合、刻み値を入力します。年齢の変化の場合は、日数単位で、回転の場合は、角度(°)単位で数値を指定します。
- ファイルの解像度と色深度を選択します。たくさんの数のファイルを書き出すことになるので、ウィンドウの下部に表示される全体のファイルサイズを確認しておいてください。
- 保存(Save)をクリックします。保存のダイアログが表示されるので、ファイル名を入力します。連番のファイルは、このファイル名に "001"、"002"…がついた名前になります。
Painter を使うには
(Using Painter)
Painter は、PlantStudio が書き出した連番のアニメーション用ファイルを素早く読み込むことができるので、PlantStudio のアニメーションファイルを開いたり使用したりするのに特に役立ちます。Painter(バージョン3.0かそれ以上)では、フレームスタック(frame stack)でイメージを操作して、アニメーションを作ります。
Panter で連番のアニメーションファイルを使うには
(To use your numbered animation files in Painter,)
- Painter で、メニューのファイル(File)から開く(Open)を選択します。
- ファイルを開くダイアログで、番号付きファイルを開く(Open Numbered Files)チェックボックスにチェックします。連番の最初のファイル("001")の上でクリックしてからOKをクリックし、さらに、連番の最後のファイルの上でクリックしてからOKをクリックします。Painter が一連のファイルをインポートして、それらからアニメーションのフレームスタック(frame stack (FRM) )が作成されます。