3Dオブジェクト描画に関する一般的なパラメータ群
(A common suite of parameters for drawing 3D objects)

いくつかのパラメータセクション、例えば、 葉(Leaves)子葉(First Leaves)花(花芽)(Flowers (and flower buds))実(Fruit)根の上端(Root top)、には、3Dオブジェクトの描画を扱うパラメータがあります。

3Dオブジェクト
(3D object)

PlantStudio では、葉(leaves)、花弁(flower petals)、実の部分(portions of fruits)、根の上端(root tops)、といった植物上のとても複雑な構造物のすべてを描くのに3Dオブジェクトを用います。このパラメータで植物部分の各タイプに対してどの3Dオブジェクトを用いるのかを選択できます。3Dオブジェクトパラメータパネルの使い方(Using 3D object parameter panels)を見てください。3Dオブジェクトの編集に関するヘルプは、3Dオブジェクトの編集(Editing 3D objects)を見てください。

3Dオブジェクトの大きさ
(3D object scale)

3Dオブジェクトを使う場合には、その3Dオブジェクトが最大サイズの時の大きさを指定してやる必要があります。3Dオブジェクトはどのようなサイズにもデザインできるので、どの3Dオブジェクトを選んでいるかによってこの数値は変動するでしょう。ちょっとスライダーを動かしてみて、サイズを変えるとどのように見えるか試してみてください。

3Dオブジェクトの回転
(3D Object rotations)

このパラメータは、3Dオブジェクトを逆さまにデザインしてしまったり、上下逆に表示されてしまったり(DXF形式でインポートした場合など)した場合に対応するために付け加えられたものです。通常はこのパラメータを変更する必要はありません。しかし、逆に、このパラメータを用いて想像力あふれる効果を作り出すことができるかもしれません。例えば、花をうつむかせたり、葉をひっくり返したりできます。いつもはその値を0にしておいてください(ただし、葉のX軸周り回転はデフォルトで90です。これは葉を正しい方向に向けるためです)。

裏の面の色、表の面の色
(Back face color, Front face color)

3Dオブジェクトは表の面の色、裏の面の色の2色で描かれます。葉においては、上面の色と下面の色、花や実においては、内側の色と外側の色になります。どちらの色がどちらに使われるかを気にせす、植物の見た目がよく見えるように色を選べばよいです。色を変更したのに植物上で何の変化も起きないようなら、もう一方の面の色も変更してみてください。この問題に関するさらに詳しいことは、3Dオブジェクトで三角ポリゴンを裏返す(Flipping triangles in a 3D object)を見てください。

花弁の数/実の分割数(それ用の3Dオブジェクトに対して)
((for some 3D objects) Number of petals/sections)

種をつける植物(seed-bearing plants)の多くは、4枚ないし5枚の花びらを持つ花をつけます。通常、実の分割数は、花の花びらの数と同じになります。しかし、同じにしなければならないということはなく、どんな数値でも設定できます。ただし、その数値でよい見た目が得られれば、のはなしですが…。この数値は、あなたが選んだ花の/実の3Dオブジェクトの形によるでしょう。

花弁/実の分割を放射状に並べる(それ用の3Dオブジェクトに対して)
((for some 3D objects) Number of petals/sections)

PlantStudio では、花や実は、通常、ひとつの3Dオブジェクトを円周上に回転しながら数度にわたって描いていって、全体で花/実とします。もしも、一つきりの3Dオブジェクトで花や実を描きたいなら、このパラメータを「no」に設定します。花弁の数パラメータで複数枚の花弁数を選択している場合であっても、一枚きりの花びらが描かれるでしょう。通常このパラメータを「no」にする必要はありません。