3Dエクスポートで植物各部分をネストする
(Nesting plant parts for 3D exprot)
ある種の3Dファイル形式では、構造を多重にネスト(nest:入れ子)にする(POV形式の union、VRML形式の groups)ことによって、グループにまとめた線やポリゴンを各階層の中に格納する機能が用意されています。エクスポートする植物をどのように使いたいのかによって、植物の各部分を意味のグループごとにまとめて、こうした階層に格納したいと思うかもしれません。例えば、花のみを、花以外の部分とは独立に回転したり色をつけたりできたらいいなと思うでしょう。ネストすることで植物にどんな影響が出るのがどんな見た目になるのかよくわからないような場合には、ご使用の3Dプログラムのドキュメントを見てください。あるいは、PlantStudio が吐き出したファイルをテキストエディタで開いて、ネスト構造がどんなふうに作られているかを見てください。
PlantStudio では、次に示すような形式でネストを作成します。
- 葉(leaves)と葉柄(petioles: leaf stalks)を各葉ごと一つのまとまりにする。
- ひとつの複葉(compound leaf)の中の小葉(leaflets)すべてを一つのまとまりにする。
- ひとつの花房(inflorescence)の中の花(flowers)すべてを一つのまとまりにする。
- 花(flower)/実(fruit)と花柄(pedicel: flower stalk)を各花/実ごと一つのまとまりにする。
- おしべ(pistils)とめしべ(stamens)を各花ごと一つのまとまりにする。
ネストのオプションを変更するには
(To change nesting options,)
- 3Dエクスポートウィンドウのネスト(Nest)パネルで、希望の各ネストレベルのチェックボックスにチェックします。
- ネストパネルが見当たらないなら、そのエクスポートの形式は、ネストをサポートしていないのでしょう。(通常、ネストをサポートしているものはグループ化をサポートしていません。逆もまた然り)。