両面ポリゴンで3Dエクスポートする
ポリゴンには表面と裏面があり、ポリゴンを構成する頂点の並び順で表裏を決めています。PlantStudio の3Dオブジェクトのポリゴンは、片面ポリゴンか両面ポリゴンかのどちらかの3Dエクスポートフォーマットで書き出すことかできます。
上の図の例で、左のバラは片面ポリゴンで、そのうちのあるものは外を向いていて(facing away:こちらから顔をそむけている)、(この特殊な3Dプログラムでは)見えなくなっています。右のバラは両面ポリゴンで、その全てが見えています。両面ポリゴンでは、両面が表だからです(face both ways:両方がこちらを向いている)。片面ポリゴン/両面ポリゴンのどちらを選択すべきかは、PlantStudio のモデルをインポートする3Dプログラムによって決定することになるでしょう。両面ポリゴンが必要なプログラムもありますし、両面でなければ自動的にそれを作り出すようなプログラムもあり、両面ポリゴンはダメと言うプログラムもあります。
両面ポリゴンで植物をエクスポートするには
- 3Dエクスポートウィンドウのその他のオプション(Other options)で、3Dオブジェクトを両面にする(Double polygons on 3D objects)をチェックします。
両面ポリゴンのTips
- 表の面の色(front-face color)パラメータが、エクスポートされたポリゴンの両面 に使われます。
- 茎(節間、葉柄、花房の茎)の描画に用いるポリゴンはいつも裏面を内側にしている(face in)ので、両面ポリゴンでエクスポートされることはありません。両面ポリゴンを選択した場合には、3Dオブジェクト(葉、花びら、など)のみに適用されます。
訳注:
両面ポリゴンとは、2枚の片面ポリゴンの裏面同士をを貼り合わせて、外に向かう面を全て表面にしたものです。